新人の集合研修の有難さを実感しました

新人教育

新型コロナ(武漢)ウイルスの影響で対応に追われ大変な病院が多いと思います。
新人さんに関わる事では歓迎会や親睦会も中止になり、当然新人教育にもいろいろな影響が出ています。

4月に行われる集合研修がほとんど中止になり、その集合研修を部署で行わないといけなくなりました。
静脈注射やトランスファーなどを手術室で集合研修をするのは思っていたよりも大変です((+_+))技術チェックリストやテストを提出しないといけないので、実施しないわけにもいかないため頑張って実施しました。
資料やパワーポイントは集合研修で準備されていたものを貰いましたが、病棟では当たり前の事でも手術室では行っていない技術やルールがるので、書いている内容が分からない部分が多く手術室では直接使用しないルールや技術でもあります。むしろ手術室独自のルールや、やり方があるものは手術室のやり方を教えたいのになぁ・・・・などいろんな葛藤がありました。思っていたよりも時間はかかるし、分からないところを病棟の人に聞いたり、調べたりととても大変でしたぁ。

いつも当たり前のように新人集合研修をしてもらっていましたが、本当にありがたい事だと実感しました。

新人さんが手術室にずっといる事になるので、つきっきりで説明しまくるのもお互い辛くなりますよね。お互いの気分転換にも集合研修というのは、必要な時間であることが分かりました。

ただ、コロナウイルスによって少し良かった事もあります。
いい事ではありませんが、いつもよりも不急の手術は延期になり手術症例が減少しているので、いつもより手術室研修は行いやすいし新人教育に関われるスタッフを確保しやすいので、予定通り実施する事が出来ました。全体の集合研修の代わりを手術室で研修をするのは本当に大変ですが、手厚く新人さんを教育出来る時間とスタッフを確保できるのはありがたいです。ただ、手術の延期や中止が多くなると、実際に手術に付きながらの指導が難しくなり、症例の取り合いになってしまう事が予測されます。また違う問題が出てきそうです。

今年度は予定通りに物事は進みそうにないので、どんな状況でも対応するように努力していこうと思います。

早く新型コロナ(武漢)ウイルスが終息する事を心から願っています。

頑張って乗り切るしかないですね。

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