心臓血管外科

心臓血管外科

SAM(僧帽弁の収縮期前方運動)ってなに?

僧帽弁形成術後に人工心肺をウィーニングにして血圧が出てきた頃に執刀医が経食道エコーを行っている医師に「MRはないか?」と「SAMになってないか?」をよく確認していませんか?昔、SAMの意味が全然分からなくて、どんな病態なんだろう?と思ってい...
心臓血管外科

僧帽弁形成術(MVP+MAP)の基本知識

押さえておきたい解剖生理1.僧帽弁周囲の解剖僧帽弁は、多くの重要な構造物に取り巻かれています。1.左冠動脈の回旋枝は、僧帽弁輪周囲を横行しています。冠静脈洞も同じ部分を走っています。2.房室結節への動脈枝は僧帽弁の前尖の弁輪に平行に近接して...
心臓血管外科

ステント治療の合併症エンドリークって何?

EVARやTEVARの手術介助についていて、ステントが留置された後に造影を行い、どこから造影剤が漏れているかを確認して「タイプワンだからもう一回バルーンしよう」や「ステント追加しよう」など医師が話している場面がありませんか?「漏れてるんだな...
心臓血管外科

大動脈弁と僧帽弁の同時手術(DVR)で注意する3つのこと

単独の弁手術の手順は書籍に載っていますが、同時2弁手術の時などの資料って紹介されていることが少なくないですか?単独の手術介助は手順書を覚えれば介助に付けますが、同時2弁手術や3弁手術などの複合手術になると、応用が重要になり理屈を考えながら介...
心臓血管外科

人工弁縫着方法「弁尖反転縫合法」と「大動脈弁上縫合法」

10年以上前の話ですが、心臓血管外科の介助に入って間もない頃大動脈弁置換術(AVR)の手術で生体弁と機械弁で縫合方法が違っており、渡す糸の針の向きの順番が違いました。手順書通りに覚えて今日は、生体弁だから〝逆逆、逆順、順順・・・。″ 今日は...
心臓血管外科

大動脈弁閉鎖不全症の患者さんは足背動脈が触れやすい?

ある日の大動脈閉鎖不全症の80代の患者さんの手術前に循環器の先生に言われたことがとても気になりました。80代なので触れにくいかと思いましたが、足背動脈よく触れています!ARがあると足背動脈よく触れるんだよね。本当よく触れてるね!へ―!!そう...
心臓血管外科

自己弁温存基部置換術『remodeling法』と『reimplantation法』の違い

大動脈弁輪拡張症(annuloaorticectasia:AAE)に対する手術の歴史大動脈弁輪拡張症(AAE)は,大動脈基部における拡張病変を主体とし,大動脈瘤,大動脈弁閉鎖不全,冠動脈不全などのさまざまな病態を呈し大動脈解離や破裂をきたし...
心臓血管外科

AVP(大動脈弁形成術)の手順

大動脈弁形成術は、①大動脈弁輪の形成と②大動脈弁尖の形成と③大動脈基部の形成に分かれます。今回は、大動脈弁輪と大動脈弁尖の手技と簡単な手順をまとめたいと思います。1.まずは計測する前に必要部位に糸掛けをします。1)大動脈を切開し、大動脈弁交...
心臓血管外科

Schafers Caliper 知っていますか?

大動脈弁形成を行う時に弁尖を計測するために使用していませんか?当院にもずいぶん前からあるのですが、どこをどのように計測しているのかいまいち分からずにいました。弁形成のときに計測している部位難しくないですか?「医師からサイザー頂戴」と言われた...
心臓血管外科

AVP(大動脈弁形成術)の基本知識

最近は大動脈弁形成術の関心が高まってきており、取り組む施設が増えてきています。しかし、まだ分かりやすい文献も少なく、発展途上中の術式のため、いまいちよく分かりません。そこで学習して分かった情報をまとめました。大動脈弁形成の現状大動脈弁閉鎖不...